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2013-01-  ] 

「俺は

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2013.01.31

コンクリートだが、家じゃねえ!ベランダだ!」たい焼きはきょとんとしてあなたを見ている。やがて憐れむような眼差しに変わった。「そんな馬鹿デカいベランダがあるかい!」「俺は普通に小ぢんまりしたベランダだ。5メートルもないぜ。」「50メートルはあるだろう。ベランダとは形が違うしな。」「なんだって?」鏡がないから自分の姿がわからんぞ。ハイライトもないからデカさもわからん。「おめえは船だ。難破船は俺の住みか...全文を読む

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コンクリート時代の

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2013.01.28

あなたは○ーブ21でボーボーにはなれなかったものの、恋=Do!と云う究極の公式を獲得した。ところが恋=Do!の衝撃によって、あなたはコンクリート頭を鈍器で殴打されたような感覚に陥り、ゆるゆると気を失ってしまった。コンクリートが気を失うのを目の当たりにした○ーブ21のスタッフも、もらい泣くように気を失ってしまった。気付いたら、あたりは暗くなっていた。10時前だな。時計は見当たらなかったが、あなたはとて...全文を読む

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「いいかね。」

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2013.01.26

公式学者のコンクリート紳士が言った。「私は公式を研究する者であり、公式を見つけ出す者なのだ。」“オラ=死んじまっただ”は、酔っぱらいが帰って来たのを見た時に偶然見つかったという。平凡なコンクリートには不可能なことだ。「私は単に公式を見つけ出すだけなのだ。仏師が仏様を樹木から掘り出すように。仏様がそこにいらっしゃるように、公式もそこにあるのだ。」あなたは退屈し始めた。真理とは退屈なもんだなぁ。ボーボー...全文を読む

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コンクリートが

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2013.01.21

みんなタチが悪いワケではなかった。ジェントルマンなコンクリートやレディなコンクリートもいる。「キミ、みっともないマネはやめないか。」現れたのはコンクリート紳士だった。「そんなことでは立派なベランダにはなれないぞ。」あなたは痛いところを突かれたと思った。「おっしゃる通り、私はベランダ失格のコンクリートです。」「やり直す気は無いのかね?」「家主に追い出されるんです。もう駄目です。」「ベランダを追い出す...全文を読む

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ひとしきり

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2013.01.20

言い争いが続いたが、あまりにもくだらないので、○ーブ21のスタッフが折れた。「わかりました。では3割まで植毛いたします。」「おうっ、そうかい?」「店長には内緒ですよ。キャンペーン適用外なんですから。」「じゃあサービスしてくれるのかい?嬉しいねえ。」「バレたらクビになります。くれぐれも口外なさらないようにお願いしますね。」「まかしとけって。コンクリートは口が固いんだ。」「知ってます。それじゃあお互い...全文を読む

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人間になるには

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2013.01.18

という命題に悩むあなたは、3時頃ひらめいた。人間とコンクリートの最大の違いは何か?体毛だ!人間は哺乳類であるから、体毛があるからして。イルカに体毛があったかな?まぁ良いや。俺はイルカを目指してるんじゃないぜ、ベイビー。さて、まずは体毛から整えよう。「もしもし、今キャンペーン中で2千本が無料だそうですね。」あなたは近所の公衆電話から○ーブ21のお試しコースを申し込んだ。「コンクリートなお客様は初めて...全文を読む

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インディアンは

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2013.01.16

ウソをつかない。コンクリートはウソをついた。インディアンとコンクリートではどちらが立派か?と云う訳で、ある政治家が立ち上がって声をあげた。「コンクリートから人へ!」言ってること自体はもっともだと思ったあなたは、そいつのツラが気にくわないと思いつつも、コンクリートをやめて人になる決意を固める。さて、今のところ俺はコンクリートだが、人になるにはどうすればよかろうか?ベムにたずねると「良い行いをしろ」と...全文を読む

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哀れなサボテンは

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2013.01.14

みるみる沈んでいき、上からは完全に見えなくなったかと思うと、今度は下から見えてきた。あなたはベランダなので、上も下もあなただ。「どないしてくれんねん、しばくぞ!」頭のてっぺんだけ辛うじてぶら下がって毒づいたサボテンは、スポッ!と軽快な音を残して、下の階のベランダに落下した。粉々に砕けた鉢植え。大の字になって動かないサボテンを見下ろして、あなたは動揺する。サボテンが死んだ。俺が生半可なコンクリートだ...全文を読む

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鳩の糞を

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2013.01.14

振り払おうと頑張ってみたけれど、糞は全く動じないこと山の如し。「山のような鳩の糞だと。」あなたはボヤくが、どうにもならない。「風呂に入りたい気分だ。」あなたは思ったが、どうにもならない。2年前、つまり今現在、あなたはベランダの床だ。コンクリートはあまり入浴しないものなのだ。しまった。2年を寝違えた。しかしベランダ時代の俺は、どうやって寝てたんだろう。思い出せないな。急にベランダ生活に戻ったので、あ...全文を読む

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おそらく

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2013.01.11

5時過ぎだな。起きてみようか。ちょうど2年経った5時過ぎ、あなたは少しばかり目覚めようとする意欲がわいてきたようだ。目を開けて枕元の時計を見た。「5時過ぎだ。」あなたはとても5時過ぎの気分だった。「非の打ち所がないぐらい5時過ぎの気分だ。でもなんか変だぞ。」2年間の熟睡で、意識がぼやけているのかも。昨日のうちに…いや、4時過ぎに起きるべきだったか。とりあえず煙草を吸ってみる。「こんなに煙草がうまく...全文を読む

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「いつまで

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2013.01.09

寝てんのよ?いい加減起きたら?」母親だか恋人だか、声が聞こえたような気がして、あなたは眠りを中断した。えらく長いこと眠っていた気分だが、まだまだ眠れそうだ。睡眠の邪魔しやがって…誰だろう?俺に同居人なんかいたっけ…まぁいいや。「今、何時?」「8時前よ。早く起きちゃってよね。」あわてる時間じゃないな…俺はまだ眠いんだ。あなたは、起きているのか、夢の中なのか、意識が浮遊しているようだ。起きちゃって…だと?...全文を読む

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